2021年12月発売 マキタ 40Vmax トリマー RT001G/RT002G

この記事の価格表記は、2022年10月改定の価格に訂正されたものです。

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40Vmaxトリマー

マキタの新製品40VmaxトリマーRT001G/RT002Gが2021年12月に発売された。。これは2017年に発売した18V トリマーRT50Dを40Vmax化した製品。

RT001G
RT002G

RT001GとRT002Gの違い

RT50D → RT001G/RT002G へ2モデルに分かれたのは標準付属のベースの違いから。付属品を除いた本体は同じものになる。(しいて言えば、本体に貼られているシールに型番が書かれているので、その点は違う)

ベースの違いについてだが、マキタのトリマーのベースにはトリマーベースとプランジベースが存在する。※他にも傾斜ベース、オフセットベースもあるが割愛。

トリマベースアッセンブリ 127097-5
プランジベースセット品 199201-6

日本国内ではマキタぐらいしかプランジベースを販売していない。

ちなみにベースをトリマーかプランジに交換という仕様は海外製品で割と見かける構成。

18Vの既製品トリマーRT50Dはトリマーベースで、 今回の40Vmax製品RT001Gはその後継機種。

RT002Gに相当するプランジベースのセット構成製品は存在しなかったのだが、今回同時にプランジベース トリマーのRT51Dも発売する。ただしRT51DのRT50D(2017年発売相当)と同等仕様となる。

  • RT50D/RT001G トリマーベース
  • RT51D/RT002G プランジベース

どちらを選んでも別売品を買えば全く同じ機能になる。ベース以外の細かい付属品も異なるので注意が必要。

スクロールできます
型番RT50D/RT001G付属品型番 RT51D/RT002G付属品
127097-5トリマベースアッセンブリ199201-6プランジベースセット品
122343-1トリマガイド
122965-7ストレートガイド164834-6ストレートガイド
195559-1ダストノズル194733-8ダストノズル
343577-5テンプレットガイド10344364-5テンプレットガイド16

どうでもいいことだが”Template Guide”がテンプレートではなく、”テンプレット”と表記されているのが気になる…

40Vmax製品と18V製品の違い

まず機能に関してだが、これはAWS(Bluetooth集塵機電源連動)に対応した、という1点のみに留まる。

次に性能についてだが、回転速度が30,000min-1から31,000に若干のアップ。これは高いほどいいという数値でもないが一応改良されたということだろう。

40Vmaxになったことでトルクが上がっているのだが、これは公開されているスペックシートには現れない点。

さらにブレーキ性能(オンからオフにしたときに回転が止まるまでの時間)について、自分の手元のRT50DとRT001Gの二機種を比較したところ、わずかに強化された?程度だった。

RT50D
RT51D

外観はトルクがアップした分か大きくなっているが、操作ボタンの配置等も良くも悪くも同じなので、使用感はほぼ変わらない。

正直言って他社の最新トリマーと比較するとマイナーチェンジ感は否めないので、全体的にもう少しブラッシュアップしてほしかったところ。

今後の18V製品

今回18VのRT51Dも併せて発売されたことによって、18Vのトリマーは当分でないと推測される。というかもう出ない…?

なのでAWSが必要であれば、18V製品では対応不可となった今40Vmax製品を購入する必要がある。今後も同様に18Vが打ち止めになる製品が増えてくることが40Vmax展開の懸念だと思う。

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