2022年2月発売 マキタ 40Vmax 185mm チップソーカッター CS001G

この記事の価格表記は、2022年2月当時のものです。

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40Vmax コードレス 185mm チップソーカッター

マキタの40Vmax コードレス 185mm チップソーカッター CS001Gが2022年2月発売された。


185mm充電式チップソーカッタ CS001G

40Vmaxでは初のチップソーカッター。刃径は18V製品の150mmとは異なり180mmとなる。

  • CS001G
    • CS001GRMX フルセット ¥114,000(税別) (充電器DC40RA+バッテリーBL4040x2+ケース)
    • CS001GZ 本体のみ ¥58,000(税別)

特徴

18Vの刃径150mmから185mmへ

40Vmax初のチップソーカッターということで、まず18V製品からの移行が考えられるが、現行のCS553Dは刃径150mmとなっている。刃径185mmとなるとコード式4130Nが該当製品でコードレス製品は存在しない。40Vmaxのパワーで185mmに対応出来たということか。

とりあえず取り回ししやすさ優先で150mmが良かったという声もありそうだ。

18V 150mm CS553D
AC100V 185mm 4130N

海外(US)製品事情

216mm卓上スライド丸ノコLS005G、260mm丸ノコHS011Gに続いてまた海外製品の主流サイズなのかと思い調査してみた。

確かに刃径150mmのチップソーカッターは主要メーカーではマキタ製品ぐらいしか見つからなかった。

だからといって185mmが主流といった感じでもなく、各社サイズがバラバラ。木工用の丸ノコは圧倒的に185mmが主流なんだが。

単純に40Vmaxのパワーをもとに大は小を兼ねる意味での185mmということでいいのかもしれない。

216mm 卓上スライド丸ノコ LS005G
260mm 丸ノコ HS011G

最大切込深さ67mm

最大切込深さ67mmが最大の売り、この点コード式4130Nは63mmとなっていた。この改良で角スタッド(65x45mm)を一発切断できるとのことだが、束ねたまま切ると素人意見的には誤差がでそうな気がするが、そんなに精度はいらないものなのだろうか。

ダストボックスがワンタッチで着脱できる点は個人的にはかなりの改良に思う。これを木工の丸ノコにも導入できなかったのかな。※木工の方はネジ式で工具は不要だがわりと手間がかかる。

比較

型番CS001G4130NCS553D
発売時期2020-012018-08
標準価格¥58,000(税別)¥48,000(税別)¥43,600(税別)
電源40VmaxAC100V18V
刃物外径185mm185mm150mm
最大切込み深さ67mm63mm57.5mm
回転数3,500min-13,500min-14,200min-1
作業量等辺山形鋼(50x50x6mm)
約160本(4Ah)
電線管(38.1×1.4mm)
約270本(6Ah)
重量4.3kg4.5kg3kg
長さ350mm340mm267mm
232mm186mm
高さ270mm250mm

4130Nと刃物外形は同じだが、切込み深さが63mmから67mmに拡張されている。

18V機よりかなり大型化しているようにも見えるが、150mmから185mmになった点に加えてトップハンドルとリアハンドル違いも大きい。同じリアハンドルタイプのCS551Dは332x158x231mm 2.7kgとなっている。重さは大容量のBL4040の重量との差も考慮する必要がある。

雑感

40Vmaxで待ち望まれていながら長い間発売されていなかった鉄工用のチップソーカッター。チェーンソーに続いてこれで一通り40Vmaxパワーが必要な工具が出揃った感じ。あとは今後150mmが出るかどうかだが、もともとバリエーション豊富なカテゴリーではなかったので期待するのは難しい気もする。

個人的にはこのダストボックスのワンタッチの方向性は木工用の方にも考慮して欲しかったが、すでに大型ダストボックスまでラインナップまで出揃ってしまったからこれからの変更は難しいところか。

関連リンク

  • CS001G
    • CS001GZ
    • CS001GRMX
  • CS553D
    • CS553DRGXS
    • CS553DRG
    • CS553DZS
    • CS553DZ

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